2018年08月10日
フロリダ出張の釣り〜ターポンの巻
これこれ。
そう、この大きなウロコの主を求めて、
僕らは船に乗ったのであります。

フロリダはオーランドで開催の全米最大フィッシングショー・ICAST(アイキャスト)2018にてNewブランド「TOXIN(トキシン)」のグッズ発表&プロモーション…ということで、アメリカまで出張に行ってきましたよ~というお話は、
以前こちら(←クリック)に書かせていただきましたが、
その際にコラボレーション仕事のお話を下さった村田金箔さん(←クリック)にご招待され、
フロリダの釣りを体験させていただきました。
今日はその時の様子を少し書かせていただくことに致しましょう。
僕のへっぽこぶりは海外でも同じで、
先に言いますといちばんの目的であった魚は釣れなかったのですが、
本場の空気に触れたことは、
今後イラストを描いていく上でも大きなプラスとなるであろう、それは素晴らしい体験でした。
上の2枚の画像を見て、もうお気づきと思いますが、
今回「イラストの参考のためにも是非釣って下さい!」とセッティングしていただいたのはターポン釣り。
ターポンといったら大物釣りでは有名なターゲットですね。
最近の話題で言えば、
サカナクションのベストアルバムで跳ねている魚がそうです。

沖縄エリアにも和名イセゴイという、
大きいものだと80cmくらいになるというターポンの仲間がいて、
これは僕も釣ったことがありますが(上の画像。石垣島にて)
フロリダのは、アトランティックターポンといって、
こちらはサイズも最大で2.5mにもなるという話です。
むむむう。
ケタはずれの、
怪物ですね!
まぁ、ちょっと話が長くなりそうなので、
軽くおなかを満たしてからお話に入りましょうか。。。
こちらは宿近所のスーパーで買ったカップ麺。
意外とやさしい味で美味しかったですよ。
バッグのスペースに空きがあれば、おみやげにもしたかったくらい♪

こちらも宿のそばにあった「ピンクエレファント」という名のレストランバー。

ちょっと濃い目な味のこのオニオンスープは、ビールにとても合いましたね。
船上でのランチにいただいたサンド。
これ、絶品でした。
ハム、チーズ、ローストポーク等はさんであってボリュームたっぷり。
さて、おなかもふくれたところで出船です。
画像は昼間の撮影ですが、
夜明け前に宿前の桟橋まで迎えにきてくれたガイドボートに乗ってポイントまで繰り出します。
ボート1艇にゲストは2名。
今回僕は「TOXIN」の海外プロモーション担当で通訳として同行のショータさんといっしょに釣りをさせていただきました。
パックロッドメーカーのHuerco(←クリック)などもやられている方として、ご存知の方も多いと思います。
僕とはお互いノーザンパイク好きという間柄で、とても楽しいアングラーです。
そのショータさんがまだ夜も明け切らないうちにいきなりキャッチしたのは
記録サイズのパーミットでした。
ソルトフライの世界ではターポンと並び、大人気で憧れを集める釣魚の1つです。

今回僕らがターポンを狙うのにとったスタイルはエサ釣りで、
こんなワタリガニのようなカニや小魚を使うものでした。
で、ターポンを狙っていると、
このパーミットや大きなハタも来るかんじなんです。
上はとんでもないハタがかかっちゃって1時間半くらいファイトされていた村田金箔のMさん。
僕も同じポイントでその2種らしき強烈な引きを2度味わいましたが、
どちらもバラしてしまいました。

使用したタックルはこちら。
あ、違った!

すみません、こちらです。
(えーい、いいかげん食べ物から離れろ〜〜〜〜〜!!)
今回はICAST出展装備が多かったのでタックルはレンタルでした。
やたらゴツいシマノのロッド&リール。
小魚エサの場合は、この魚をまずはサビキで釣って調達します。
イワシのような、コハダのような…。
うーん、酢締めにしたら美味しそうです!!

このときHuercoロッドを借りて僕もエサ調達に励んだのですが、
あれあれっ、この竿ったらサビキ釣りにものすごくイイ!
「プルプルプル…」楽しい!
「クンクンクンクンッ…」面白い!!
その様子を見ていたガイドさんは、その場で「これホシイ!」と、ショータさんに注文していたくらいです(笑)。
魚探を見つめながら、
ターポンが潜んでいるポイントでエサを流しながらアタリを待ったり、
また、画像のようにターポンたちが水面でローリングしている姿を見つけ、
そこにエサを投げ打っていくといった釣り方の二本立てで僕らは攻めていきました。
広告の写真ですが、こんな感じで顔も出してガバガバともじるんですよ。
でも、エサを使ったからといって
そうそう簡単にはかかってきてくれないんですよね。
東京であった仕事の都合、1日遅れで現地入りの僕は2日間、
ショータさんは3日間の釣りをしたのですが、
ターポンがかかったのは1度だけでした。

その1度のヒットの際のファイト画像がこちら。
ショータさんがボートの目の前をローリングしてきたターポンに見事口を使わせたのですが、
残念ながら40分近いやりとりのあと、バラシてしまいました…。
口がとても硬いターポン。
かけてもジャンプではずされたり、途中で抜けてしまったりはよくあること。

※地元にはこんな標識があります。
かけたターポンのファイトを止めてやるぜ!ということでここで願をかけていくアングラーがいっぱいなんだそうですよ。
また空気呼吸もする魚なので水面から顔を出すとまたまた元気復活してしまい、
ファイト時間は1時間も当たり前という世界なので、
ランディングにこぎつけるまでがもうやたら大変な魚なんですね。
ターポン初挑戦であったイラストレーター&通訳組の僕ら二人はそんな感じで惨敗でしたが、
何度もの経験ある村田金箔チームは数匹のターポンをしっかりとキャッチされていましたよ。
ルアーでも釣られていましたね!
(そのときに記念に持ち帰ったウロコがトップ画像)

ファイト中にジャンプの姿もしっかりと見せていただきました!
間近で見るとどえらい迫力です!!
この姿が見られただけでもよかったなぁ〜〜。

舞台となったボカグランデの夕陽。

次回、フロリダバスの巻に
つづく!
この記事へのコメント
この内容盛りだくさんなだけでもお腹いっぱいなのに、まだ続きがあるなんて……ホント楽しみ(^^)
そして、いつもLeeのために突っ込み要素をご用意いただきありがとうございます(^^)
では……
「トキシンさん!なんでムヒ!!??」
そして、いつもLeeのために突っ込み要素をご用意いただきありがとうございます(^^)
では……
「トキシンさん!なんでムヒ!!??」
Posted by Lee@AK47 at 2018年08月11日 09:06
Leeさん、
宿に着いた後、蚊がいっぱいて刺されるので、
ムヒを塗りながら、みんなで釣りの話をしていたんですね〜。
宿に着いた後、蚊がいっぱいて刺されるので、
ムヒを塗りながら、みんなで釣りの話をしていたんですね〜。
Posted by トキシン
at 2018年08月11日 12:51
