2022年06月29日
北方トラウト遠征2022・その2
さて、北海道遠征の3日目となる20日(月曜)から22日(水曜)は然別湖3daysとしました。
過去には2014年の秋(セカンドステージ)と2016年初夏(ファーストステージ)に出かけたことがありますが、今回は2016年の時と同じようにステージの後半を狙ってみました。解禁しての前半よりは水温が上がってきて、ミヤベイワナは深場に向かって行ったりする時期ですが、ニジマスの動きは活発化してくるので、ドライフライでの釣りでニジマスもやりたいなという僕には狙いの時期なんですね。
湖からは車で30分のところにある平山旅館にステイして、
毎朝、爽やかで気持ちのいいドライブを楽しみながら通いましたよ。

平山旅館。
清潔感あふれるきれいな宿でした!
グレートフィッシング然別湖のスタッフさんも宿泊されていましたが、
洗濯機使用は無料(洗剤は60円)でしたし、ウェーダーを干す場所もありました。
ありがたいですね。

平山旅館さんのボリュームたっぷりな夕ご飯。
ノンアルだったけど、ザンギ×ビールはやっぱり最高ですね。
沖縄移住してからは食べる機会が減ってしまったホッケの登場もうれしかったです。



旅行者は、ついついこうした写真を撮ってしまうもんです(笑)

釣りは6時から15時までとなっています。
然別湖初日の朝の出船桟橋の景色はこんな感じでした。
う〜〜〜ん、ファンタスティック!!

こちらは2日目の朝。
同じ時間でも日によって違いますね〜。
ところで、
この釣り場は、手漕ぎボートもしくはカヌーなどの非動力船を使っての釣りがベースとされていて、陸っぱり(ウェーディング)をする場合は一度ボートなどで上陸してからという決まりになっています。

そのあたりは人によっては不便に感じてしまうようですが、
僕はのんびり、おおらかな感じがして好きです。

手漕ぎボートでのすてきな景色をながめながらの移動はカヌーツーリングのようで楽しいし、良い運動にもなりますしね。

※ すぐに立ち込みポイントに入りたい、お目当てのポイントに浮かびたいといった方には渡船サービスもありますので、この釣り場のルールも含め、詳しくは「グレートフィッシング然別湖」のサイトを見てみましょう。
上の画像のように事務局の動力船で渡してくれます。

ボートからの釣りだけならいらないのですが、ウェーディングもしたので、ウェーダーは履いて乗りました。
パズデザインのBSチェストハイウェーダーにラジアルウェーディングシューズという組み合わせ。
ラバー底は以前フェルト底が禁止のニュージーランドに行った際に用意したものなんですが、こうした遠征の時、乾きが早くて荷物として少し軽くなるのがありがたいですね。
あ、青いボトルには宿で朝淹れてきたコーヒーが入っています。
湖上や湖畔で飲むと幸せな気分になれます。

今回の然別湖でのファーストフィッシュは、出船場所対岸の湾奥にボートをつけてからのキャスティングでの大きなウグイでした。
ヒットルアーは前回2016年の然別湖釣行の際に事務局受付でお土産に買ったアートフィッシングのバイト、然別ブラウンカラー(事務局オリカラ)。
今回はこれで何かしらの魚を釣ることを目標の一つにしていたので、まずは嬉しい1匹となりました。

※2016年に雑誌「ルアーマガジンリバー」12月号で描いた記事より。

今回の然別湖は大きなウグイがよく釣れました。
産卵がらみで岸際に集まっていたようです。
こちらは、小学6年生の時に母が買ってくれたスプーン、ダイワのプランガーで釣ったウグイ。
思い出ルアーでということで、これもまたウレシイ1匹です。

ウグイを釣ったポイントの近くで出たのはサクラマス。
ウグイは大きかったけれど、今期のサクラマスはとても小さくて、このサイズばかりでした。
サクラマスというよりはヤマメっ子という感じですね。

この湖の釣りの楽しみ方は色々あります。
僕はルアーもフライも両方やるし、釣り方も色々試してみたいという人なので、3日間で割り振りながら、欲張り!?フィッシングを楽しみました。
トローリングでのミヤベイワナ狙いはここならではの面白い釣り。
トローリングと言っても船長さんがいて、そのおまかせの引っ張りに来た竿を受け取ってというものではなく、自分自身の手漕ぎなので引くルートもスピードや棚合わせも全て自分の感覚で行います。
なので「釣った!」という喜びはとても大きなトローリングなのです。

お待たせしました(笑)。

ミヤベイワナです。

水深5mくらいのところを探ってみた感じで、釣りました。
良かったのは14gの蛙スプーン。
沖縄発のローカル系スプーンなんですが、前回の釣りの時も含め、然別湖ではなくてならないと感じているルアーです。
沖縄のスプーンが反対側の北の地で活躍しちゃうなんて愉快ですね。

ミヤベイワナは本当にヒレが美しいです。

なんだか金魚のそれのようにも見えますよね。

※こちらも2016年に雑誌「ルアーマガジンリバー」12月号で描いた記事より。

時に回遊しているニジマスも釣れます。
これも蛙スプーンで。
ズゴゴン!とすごい引きのも出ましたが、それはバラしてしまいました。
おそらくそれもニジマス。
バレた後に遠くで2回もジャンプした大きな姿が脳裏に焼き付いています。

トローリングはフライでも楽しみました。
フライだとハーリングというみたいですね。
上の画像はなんとかそのハーリングで釣った1匹です。
フライだと合わせ〜取り込みのやりとりがルアーよりも難しいなと感じました。
何度かあたったのにのせられなかったりバラしてばかり。
慣れていないのでまだまだ練習が必要ですね。。。
然別湖の中日はフライオンリーで遊んだのですが、このハーリングでのミヤベイワナの前に、良いサイズのニジマスも釣りました。

岸釣りポイント前にボートを寄せ、ハーリングで流しておいたフライラインをリールのハンドルを巻いて回収し、最後の10mくらいを手でたぐっていた時にいきなりズドンと引き込まれての予期せぬヒットだったので、まぁ釣れちゃった!みたいなものでしたが、朝イチのサプライズ♪
然別湖からのプレゼントをありがたく受け取らせていただきました。

イケスがわりのラインバスケットに入りきりませんでした。
張った水も少なかったし窮屈で苦しい思いをさせてごめんなさい。

フライで釣って最高にうれしかったのはこちらのニジマスです。
ウグイのライズでいっぱいな中、岸際のオーバーハング下に出たライズ付近にふわっと置いてみたエゾジカのエルクヘアカディス10番にしっかりとしたパックンバイト。
クイっと慌てずアワせてみれば、レッドバンドの見える魚体がスーーーーっと水中を走っていくのが見えました。
ああ、何度も思い出しちゃいます!!!

前回の釣行のときもとても楽しかった然別湖のドライフライでのニジマス釣り。
今回は1匹しか出せませんでしたが、思い出に残る1匹となりました。
今回の釣行に合わせ新調したフライリール、ラムソンのグルも一緒に映ってうれしそうです。

(鹿追町の道の駅にて)
しっかりと、

(鹿追町の大阪屋さんにて)
栄養補給もして、
然別湖3日目の最終日はルアーで臨みました。

この日も気持ちの良い天気、景色の中、魚たちは程よく相手をしてくれました。

鼻にかかってしまい、ごめんなさいのウグイさん。

岸からのキャスティングで釣ったサクラマス。
パズデザインのチドリで。

こちらは表層で起きていたモジリを狙ってのキャスティングで釣ったミヤベイワナです。
ちなみに黄色いラインはGAUDISのオルビス0.6号。リーダーにはフライ用ティペット、フルックスKtyのナイロン3Xを使いました。

ヒットルアーは黒っぽいアワビ貼りのフォレスト・ミュー。
ハーリングの時に黒のウーリーバガーへの反応が良かったので同じような輝きのものを選んでみました。
ロッドは冒険用品のジェットセッター60ST シノビスペシャル。
6フィートのテレスコロッドです。
リールには20年以上前からの相棒、アブのカーディナル33(復刻版)をあわせていますが、
スプールはPEラインの扱いやすいアベイルのものに変えてあります。
中はヤマワークスさんのチューンで軽量化&使いやすくしてもらいました。

トローリングでの3匹で締め、今期の釣りは終了となりました

最後には湖畔の温泉に入ってまったり。
遊漁券の提示で、日帰り入浴の1000円は半額の500円にしてもらえましたよ。

北海道に、そしてお世話になった北海道の皆さんにあらためてお礼申し上げます。

次回もこんなすてきな魚たちに会えますように!!
過去には2014年の秋(セカンドステージ)と2016年初夏(ファーストステージ)に出かけたことがありますが、今回は2016年の時と同じようにステージの後半を狙ってみました。解禁しての前半よりは水温が上がってきて、ミヤベイワナは深場に向かって行ったりする時期ですが、ニジマスの動きは活発化してくるので、ドライフライでの釣りでニジマスもやりたいなという僕には狙いの時期なんですね。
湖からは車で30分のところにある平山旅館にステイして、
毎朝、爽やかで気持ちのいいドライブを楽しみながら通いましたよ。

平山旅館。
清潔感あふれるきれいな宿でした!
グレートフィッシング然別湖のスタッフさんも宿泊されていましたが、
洗濯機使用は無料(洗剤は60円)でしたし、ウェーダーを干す場所もありました。
ありがたいですね。

平山旅館さんのボリュームたっぷりな夕ご飯。
ノンアルだったけど、ザンギ×ビールはやっぱり最高ですね。
沖縄移住してからは食べる機会が減ってしまったホッケの登場もうれしかったです。



旅行者は、ついついこうした写真を撮ってしまうもんです(笑)

釣りは6時から15時までとなっています。
然別湖初日の朝の出船桟橋の景色はこんな感じでした。
う〜〜〜ん、ファンタスティック!!

こちらは2日目の朝。
同じ時間でも日によって違いますね〜。
ところで、
この釣り場は、手漕ぎボートもしくはカヌーなどの非動力船を使っての釣りがベースとされていて、陸っぱり(ウェーディング)をする場合は一度ボートなどで上陸してからという決まりになっています。

そのあたりは人によっては不便に感じてしまうようですが、
僕はのんびり、おおらかな感じがして好きです。

手漕ぎボートでのすてきな景色をながめながらの移動はカヌーツーリングのようで楽しいし、良い運動にもなりますしね。

※ すぐに立ち込みポイントに入りたい、お目当てのポイントに浮かびたいといった方には渡船サービスもありますので、この釣り場のルールも含め、詳しくは「グレートフィッシング然別湖」のサイトを見てみましょう。
上の画像のように事務局の動力船で渡してくれます。

ボートからの釣りだけならいらないのですが、ウェーディングもしたので、ウェーダーは履いて乗りました。
パズデザインのBSチェストハイウェーダーにラジアルウェーディングシューズという組み合わせ。
ラバー底は以前フェルト底が禁止のニュージーランドに行った際に用意したものなんですが、こうした遠征の時、乾きが早くて荷物として少し軽くなるのがありがたいですね。
あ、青いボトルには宿で朝淹れてきたコーヒーが入っています。
湖上や湖畔で飲むと幸せな気分になれます。

今回の然別湖でのファーストフィッシュは、出船場所対岸の湾奥にボートをつけてからのキャスティングでの大きなウグイでした。
ヒットルアーは前回2016年の然別湖釣行の際に事務局受付でお土産に買ったアートフィッシングのバイト、然別ブラウンカラー(事務局オリカラ)。
今回はこれで何かしらの魚を釣ることを目標の一つにしていたので、まずは嬉しい1匹となりました。

※2016年に雑誌「ルアーマガジンリバー」12月号で描いた記事より。

今回の然別湖は大きなウグイがよく釣れました。
産卵がらみで岸際に集まっていたようです。
こちらは、小学6年生の時に母が買ってくれたスプーン、ダイワのプランガーで釣ったウグイ。
思い出ルアーでということで、これもまたウレシイ1匹です。

ウグイを釣ったポイントの近くで出たのはサクラマス。
ウグイは大きかったけれど、今期のサクラマスはとても小さくて、このサイズばかりでした。
サクラマスというよりはヤマメっ子という感じですね。

この湖の釣りの楽しみ方は色々あります。
僕はルアーもフライも両方やるし、釣り方も色々試してみたいという人なので、3日間で割り振りながら、欲張り!?フィッシングを楽しみました。
トローリングでのミヤベイワナ狙いはここならではの面白い釣り。
トローリングと言っても船長さんがいて、そのおまかせの引っ張りに来た竿を受け取ってというものではなく、自分自身の手漕ぎなので引くルートもスピードや棚合わせも全て自分の感覚で行います。
なので「釣った!」という喜びはとても大きなトローリングなのです。

お待たせしました(笑)。

ミヤベイワナです。

水深5mくらいのところを探ってみた感じで、釣りました。
良かったのは14gの蛙スプーン。
沖縄発のローカル系スプーンなんですが、前回の釣りの時も含め、然別湖ではなくてならないと感じているルアーです。
沖縄のスプーンが反対側の北の地で活躍しちゃうなんて愉快ですね。

ミヤベイワナは本当にヒレが美しいです。

なんだか金魚のそれのようにも見えますよね。

※こちらも2016年に雑誌「ルアーマガジンリバー」12月号で描いた記事より。

時に回遊しているニジマスも釣れます。
これも蛙スプーンで。
ズゴゴン!とすごい引きのも出ましたが、それはバラしてしまいました。
おそらくそれもニジマス。
バレた後に遠くで2回もジャンプした大きな姿が脳裏に焼き付いています。

トローリングはフライでも楽しみました。
フライだとハーリングというみたいですね。
上の画像はなんとかそのハーリングで釣った1匹です。
フライだと合わせ〜取り込みのやりとりがルアーよりも難しいなと感じました。
何度かあたったのにのせられなかったりバラしてばかり。
慣れていないのでまだまだ練習が必要ですね。。。
然別湖の中日はフライオンリーで遊んだのですが、このハーリングでのミヤベイワナの前に、良いサイズのニジマスも釣りました。

岸釣りポイント前にボートを寄せ、ハーリングで流しておいたフライラインをリールのハンドルを巻いて回収し、最後の10mくらいを手でたぐっていた時にいきなりズドンと引き込まれての予期せぬヒットだったので、まぁ釣れちゃった!みたいなものでしたが、朝イチのサプライズ♪
然別湖からのプレゼントをありがたく受け取らせていただきました。

イケスがわりのラインバスケットに入りきりませんでした。
張った水も少なかったし窮屈で苦しい思いをさせてごめんなさい。

フライで釣って最高にうれしかったのはこちらのニジマスです。
ウグイのライズでいっぱいな中、岸際のオーバーハング下に出たライズ付近にふわっと置いてみたエゾジカのエルクヘアカディス10番にしっかりとしたパックンバイト。
クイっと慌てずアワせてみれば、レッドバンドの見える魚体がスーーーーっと水中を走っていくのが見えました。
ああ、何度も思い出しちゃいます!!!

前回の釣行のときもとても楽しかった然別湖のドライフライでのニジマス釣り。
今回は1匹しか出せませんでしたが、思い出に残る1匹となりました。
今回の釣行に合わせ新調したフライリール、ラムソンのグルも一緒に映ってうれしそうです。

(鹿追町の道の駅にて)
しっかりと、

(鹿追町の大阪屋さんにて)
栄養補給もして、
然別湖3日目の最終日はルアーで臨みました。

この日も気持ちの良い天気、景色の中、魚たちは程よく相手をしてくれました。

鼻にかかってしまい、ごめんなさいのウグイさん。

岸からのキャスティングで釣ったサクラマス。
パズデザインのチドリで。

こちらは表層で起きていたモジリを狙ってのキャスティングで釣ったミヤベイワナです。
ちなみに黄色いラインはGAUDISのオルビス0.6号。リーダーにはフライ用ティペット、フルックスKtyのナイロン3Xを使いました。

ヒットルアーは黒っぽいアワビ貼りのフォレスト・ミュー。
ハーリングの時に黒のウーリーバガーへの反応が良かったので同じような輝きのものを選んでみました。
ロッドは冒険用品のジェットセッター60ST シノビスペシャル。
6フィートのテレスコロッドです。
リールには20年以上前からの相棒、アブのカーディナル33(復刻版)をあわせていますが、
スプールはPEラインの扱いやすいアベイルのものに変えてあります。
中はヤマワークスさんのチューンで軽量化&使いやすくしてもらいました。

トローリングでの3匹で締め、今期の釣りは終了となりました

最後には湖畔の温泉に入ってまったり。
遊漁券の提示で、日帰り入浴の1000円は半額の500円にしてもらえましたよ。

北海道に、そしてお世話になった北海道の皆さんにあらためてお礼申し上げます。

次回もこんなすてきな魚たちに会えますように!!